誰だって、骨格のない、黄緑色の仮定を、証明しなければならない、という興味でいっぱいだから血が逆流するような、醜悪さを、愛したという理由、だけではとても足りない水色の長靴に願を掛けて、三月になればきっと、そう、きっと、根拠、を伝えるのだあの噛み千切った、生白いうわばみの、代価、を以って、おやしろにはいつも、二面性の、甘い香りが漂っている推敲、はケバ取りに少し似て、非なるものだ、叔母はそう言った冬椿が血のような、契りを交わしたい、と告げるので、この不条理をどうしようなんて、空き教室で、泣いてみた※注連縄は、あちらとこちらを分断し、人とそうでない者たちをお分けなさった、実は初めから、そうであった目まぐるしく変わりゆくあちら、羨ましがる事にも疲れ、ぐっすりと眠っていたら、私という意識は雲水のなかへと溶けだしてしまっていた反響音のように、どこまでも散り散りになって、幾年も帰ってこれなかった、あれほど好きでやまなかった、流行歌もまるで忘れて、しまっていた私の奥底に溜まるそれ、それは益々、凝縮され、鉱物のように、結晶化した私の性質を、はっきりとさらけ出していた未完(年月日不明)
うん、そっか。
誰もが興味を持つものは「神様や異界、引いては生死に関わる存在」
なるほど…。
この主体はもしかすると、人になったり神になったり、死んだり、生き返ったり、うん、そんな事は現実には不可能かもしれないけれど…。
この主体にとっては造作もないことなのだろうか…。